2020年4月7日コロナ感染「緊急事態宣言」が発令されてから、セミナ-の開催形式にも大きな変化がでてきました。
それは従来の会場に参加する形式から、インタ-ネット通信を利用して参加視聴者が好きな場所で受講できる形式に変わりました。
形式がライブ配信へと変わったことで企業や担当者様に受けるメリットとデメリットをお伝えします。
ライブ配信の実例から見る効果
実際にライブ配信を活用した企業や団体の配信の効果について説明します。
弊社のお客様の一般社団法人学士会(東京都千代田区)は、自会場である学士会館の会場運営から、これまで多くのセミナ-、講演を開催してまいりましたが、コロナ禍においてライブ配信の形式も採用することとなりました。
そこで担当者の方にライブ配信のメリットを伺いました。
一般社団法人学士会 ご担当者様の声
ライブ配信のメリット
「当会主要事業の一つである講演会は、ほぼ全てが都内(学士会館)での開催のため、地方在住会員に対しても、地方にいながら首都圏在住会員とほぼ同様のサービスが提供できるようになりました。また首都圏に住んでいる方からも、足腰が弱くなるなど体調の関係で参加を諦めていた年配の方からも、自宅にいながら講演会に参加出来るのは有難い。とのお声もいただいております。」
ライブ配信を専門業者に依頼することについて
「専門家に一部業務を委託することにより、職員の負担が減るだけでなく、クオリティが高く安定した映像を会員に提供できるので積極的に活用をしております。」
そして、これまで依頼をされた会社・団体 様からも「コロナ禍で外出制限がある中でも、ライブ配信をする事で受講者数を減らさずに済みました。」とのお声も数多く寄せられました。
コロナ禍が過ぎた現在ではライブ配信はもはや主流となってきております。
ライブ配信をはじめて行う方や配信をプロにまかせたい方にも
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ライブ配信でメリットを受ける業種
イベント企画会社 のケース
生配信を活用することで、会場を借りることなく、参加者にイベントを提供できます。また、オンライン上での参加者数の上限もないため、参加者数を増やすことができます。
旅行イベントやコンサートなど、集客が必要なイベント企画業は、生配信を活用することで、リモートでの参加者数も増やすことができます。
エンターテインメント業 のケース
映画やドラマ、アニメーションなど、エンターテインメント業も、生配信を活用することで、リモートでの視聴者数を増やすことができます。この場合 告知方法 がカギとなります。
また、生配信を通じて、ファンとのコミュニケーションを深めることができます。
教育業 のケース
オンライン授業やオンライン研修を提供する教育業も、生配信を活用することで、学生や受講生を増やすことができます。
また、生配信を通じて、生徒や受講生とのリアルタイムなコミュニケーションを促進することができます。一例をあげますと、学習塾大手の河合塾はライブ配信型のオンライン授業を提供しています。
XR(クロスリアリティ)関連業 のケース
VR、AR、MRなどを扱うXR企業や、AIなど最新のテクノロジーを扱う企業も、生配信を活用することで、製品の説明やデモンストレーションを行い、お客様とのコミュニケーションを深めることができます。
上記以外の業種にもライブ配信のいろいろな活用方法が考えられます。
ライブ配信とオンデマンド配信のメリットとデメリット
■ リアルタイム配信のメリット
ライブ配信やライブストリーミングのようなリアルタイム配信のメリットは、以下のようなものです。
- 視聴者とリアルタイムに繋がれるため、コメントなどに反応ができるインタラクティブ性
- 視聴者側としては一体感や距離感の近さといったユーザー体験を得ることができる
- フィードバックや情報展開など、スピード感のあるコンテンツに有効
■ リアルタイム配信のデメリット
- 視聴者は同じ時間に視聴しなければいけない(時間的拘束)
- ライブであるため、修正ややり直しが効かない
- トラブルが起きた場合、視聴者の時間を無駄にしてしまう
- 綿密な企画を練り、間延びしない構成にする必要がある
- 視聴環境の悪さなどで見られなかった場合、アーカイブ配信がないと視聴機会を逃してしまう
■ アーカイブ配信のメリット
- 映像を編集したり、チェックしてから公開できる
- 視聴者が好きな時間に視聴できる
- ライブ配信と比較して、コストが安い
- 繰り返し見ていただくことができる
■ アーカイブ配信のデメリット
- 反応を得るツールがアンケート等の後日回答しかない
- 質問などへの回答にタイムラグが起きる
- 視聴者の視聴機会が開催時より先延ばしになってしまう場合がある
- 編集やアップロードを踏まえるため、公開まで時間がかかる
ライブ配信もオンデマンド配信も、それぞれに有効な用途やデメリットがあります。
視聴者の目線で考え、配信する側も効果を期待できる方式を採用しましょう。
なお、現在はライブ配信+アーカイブ配信(期間限定)という配信方法が一般化して来ています。